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** くらしっくとの愛の成長過程 − 出会いから今に至るまで **

あしあとくらしっく音楽との出会いあしあと

 あずさちゃん父はクラシック音楽好きでオーディオマニア(専門ルームを造ったとかではなく,「良い音で音楽を聴きたい」って感じ),あずさちゃん母は市民合唱団の経験もあるオペラ好きでした。独身時代の母はオペラへの強い情熱を持ってたみたいで,そのころ何度も来日して話題になっていたいたイタリアオペラを見に行っていたそうです。勤務先は都内の某有名ホテル内だったらしく,来日したスター歌手がそのホテルに宿泊していたことで,シミオナートやデル・モナコのサインをプログラムにもらっていたという,相当のマニアぶり(笑)を発揮していたそうです。今となってはめっちゃ貴重なそのプログラムは,あずさちゃん実家に大切に保管されているみたいです。ちなみに・・・,産婦人科から母子がおうちに戻るときに,父はヴィヴァルディの「四季」をかけて出迎えてくれたそうなので,くらしっく好きになる下地は誕生したときから整えられていたんですね(*^o^*)


あしあと小学生時代あしあと

 うち自身で興味を持ったのは小学校の音楽鑑賞教室で,ドヴォルジャークの「新世界から」の第4楽章を聴いたときでした。このときのことは今でもハッキリと覚えていますので,よほど印象に残っているんでしょう。あとで父にそのことを話したら,喜んで聴かせてくれました。当時は子供らしく(笑),トランペットの輝かしい音色に興味を持ったんですね。うちにとっての大きな転機は,某国営放送の音楽番組で取り上げたラヴェルに出会ったことでした。「展覧会の絵」をピアノ版とラヴェルのオーケストレーション版とを比較したものでしたが,「音の魔術師」と呼ばれるラヴェルの魅力に引き込まれてしまいました。

 となると・・・,必然的に「ボレロ」を聴くことになりますね(笑) 管楽器の音色を順に聴いていった中で,トロンボーンの独特な音色とスライド奏法(「ボレロ」のスコアを見ると,冒頭と中盤の2度,スライドがあるのがわかりますよ)に惹き込まれてしまい,好きな楽器が変わったのでした。ホントは楽器をやってみたかったのですが,家庭の事情でできなかったのが残念でした。その代わりに運動会の鼓笛隊を5,6年の2年とも体験させてもらい,5年生のときはシンバル,6年生のときは中太鼓を楽しめましたね。中太鼓は人気の楽器で希望者が多く,音楽の先生の前で指示のリズムを叩くテストを実施して担当者を決定することに。音感はなくてもリズム感はあったので,並み居る強豪(爆)の中から選ばれることができたのでした。連日のように遅くまで練習をしましたが,ホントに想い出に残る楽しい経験でした。

 というわけで,器楽曲よりはオーケストラ,打楽器(とくにティンパニ),トロンボーン好きの原点は,小学生のうちにできあがっていたのでした(笑)


あしあと中学・高校生時代あしあと

 どうしても楽器がやりたかったので,(妹は幼稚園のころからエレクトーンをやってましたしね),中学入学後ブラスバンド部に仮入部しました。希望した楽器はもちろん,迷うことなくトロンボーン(笑) ただ・・・,その中学校が2年連続して(たしか)全国大会で金賞を獲っていたこともあり,学校全体でブラバンに力を入れており,ほぼ毎日のように20時までの活動があったことから,両親の反対もあって断念することに。「楽器ができないなら」と,聴くほうに力を入れることとなりましたが,CDが一般的に出まわる前の時代だったので(苦笑),高校生のころまではまだ,FM放送で聴くのがメインでした。

 そのころに某国営放送FMの「FMシンフォニーコンサート」(最近はFMを聴かなくなったのでわからないですが,無くなってしまったと思います)で聴いて好きになったのが,現在でももっとも好きな曲,ベートーヴェンの交響曲第7番でした。故山本直純氏が電子ピアノでメロディーなどを弾きながら曲の解説をしてくれる番組で,小泉和裕さん指揮で東フィルの演奏と思います。(これを収録したカセットテープは奥にしまってあるので,詳細は不明なのです)。ベー7の生き生きとしたリズムに魅了されてしまいまして,以後はずっとこの曲に対する愛情は薄れていないのです(*^o^*) ちなみに・・・,あずさちゃん父によれば,「ベートーヴェンの交響曲で最大の名曲は7番」で,それを実感することにもなったのでした。

 ベー7との出会いとは別に,このころのもひとつの衝撃的な出会いは,フランス・ブリュッヘンさまと18世紀オーケストラでした。ベー7の第3楽章の木管の旋律に惚れこんだうちに,父から「古楽器の音色は良いぞ」と聴かされていたこともあり,モーツァルトの後期交響曲の来日演奏を聴いてみたのでした。当時のあずさちゃんちにはビデオはなく,教育TVで放送されたのを残すのには,ラジカセのFM放送で3chに合わせることしかありませんでした(/u u;) アンテナを上下左右に動かしてチューニングをしつつ聴いた,交響曲第39番の木管の音色は最高の美しさでした(*^o^*) ブリュッヘンさまと18世紀オーケストラ,それと,古楽器のキーワードは,社会人時代になってから出てきます(笑) 今でもモーツァルトは好みに合わないうちですが,ブリュッヘンさまだけは別枠となるのはこのコンサートであり,現代楽器のモーツァルトがダメなのもこの影響なのです。

 高校生になったころ,チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」との出会いもありましたが,まだこの作曲家との接点は少なく,交響曲第5番との接触はなかったのでした。この交響曲が好きになった経緯は,もちょっとあとになってから・・・


あしあと社会人時代−初期あしあと

 あずちゃんちにもCDデッキが取り付けられ,自分用のCDラジカセも持つことができたころ,まだまだ高価でしたが,少しずつCDが増えてゆきました。最初に父からプレゼントされたのは,クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルのベー7とベー8(録音が良いとのことで父の希望もありました),ルロイ・アンダーソン(こっちはうちの好み)名曲集の2枚でした。

 うちが社会人になって少し経ったころ,ディスカウントショップなどで大量に「廉価版」(「海賊版」とは少し違うみたいで,あずさちゃん父の説明によれば,版権が切れたLPから録音をしたモノらしい)のCDが出まわるようになり,自分で買うことができ,少しずつ在庫が増えてきたのでした。この時期でもっとも印象に残ったのは,ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルのチャイコフスキー後期交響曲集で,高校生のころから聴いていた演奏とは全く異なる,直線的な演奏の大ファンとなりました。「悲愴」を目的でこの廉価版CDの後半を買ったんですが,2トラックに入っていたチャイコ5の4楽章がとても気に入って前半もすぐに購入。んでもまだ,チャイコ5番をとことん聴くきっかけではないんですね。

 廉価版CDとFM放送以外では,区内の図書館蔵書のLPやCDも貴重な音源でした。あずさちゃん父がレコードプレイヤーを持っていたこともあり,現在は廃盤となったLPなども探し出してテープに録音して,コレクションが少しずつ増えていったのでした。その中には「だったん人の踊り」の最高の演奏として挙げている,フェドセーエフ指揮モスクワ放送響も含まれてるので,今となっては貴重な財産になったと感じています。

 うちにとって最大の転機となったのは,1990年6月30日,国営放送FMの生中継で聴いたサントリーホールでのライヴでした。ロシア音楽やチャイコフスキーファンには「伝説」とまで語り継がれるであろう,エフゲニー・スヴェトラーノフさま指揮ソヴィエト国立交響楽団の「チャイコフスキー交響曲全曲演奏会」ですね。この日の曲目は,交響曲第2番「小ロシア」と交響曲第5番で,プログラム前半で2番を演奏したあととは思えぬ底知れぬパワーを持った金管楽器の咆哮,ヴァイオリンを左右に分けた対向配置からつむぎだされる弦楽器の旋律はホントに衝撃的でした。このコンサートを聴かなかったら,いずれ好きになったであろうとはいえ(笑),ここまでチャイコ5に入れ込むことは無かったかもしれないですね。しばらくして,このライブのCDが発売されましたが,発売元のポニーキャニオ○(キャニ○ンクラッシックス)は3000円の値段をつけたので,ビンボー生活のうちにはとてもテが出るものではありませんでした(/u u;) というか・・・,それだけあれば,石○電気で輸入版を3枚は買えましたから,枚数が欲しかったうちは,枚数を選んでしまってました。ちなみに・・・,チャイコ2を好きになったのも,このコンサートがきっかけでした。

 家庭の事情でフルタイムの仕事ではなかったので,社会人になったとはいえ,自由に使える予算は限られていました。お小遣いを少しずつ貯めて年に2回,石○電気のクラシックフロアでどーんと(とかいっても,3-5枚くらいでしたけどね)購入するのが楽しみでした。仕事の帰りなどに寄り道して欲しいのを探していたので,実際は候補だけが増えていき,買うことができたのは一部だったのは残念でした(/u u;) 輸入CDコーナーがメインだったので,(国内版に較べたらはるかに安かったからね),指揮者名やオケ名などとにらめっこして選んだのは懐かしい思い出です。ジャケットの解説はほとんど不要だったので,国内版じゃなくて輸入版でも問題がなかったのでした。よっぽどの演奏じゃない限り,曲と指揮者の説明なんて不要ですからね(笑)

 このころに発売されたのが,ブリュッヘンさま指揮18世紀オーケストラのベートーヴェン交響曲第7番,交響曲第8番のCDでした。FM雑誌の新譜紹介欄には,第7番がとくに快速演奏であることが書かれていました。当時から安全運転推進型やノロノロとした重苦しい演奏が嫌いだったうちは,以前のブリュッヘンさまへの強い気持ちもあって,発売当日に買ってしまったのでした。帰宅後にすぐに聴いたベー7の衝撃は,スヴェトラさまのチャイコ5を上回るものでした/(;≧▽≦)/ 最初に持ったCDのアバドで聴いたのとはまったく違う,第1楽章主題部での古楽器の甘い音色,吼えまくるホルンやトランペット,命ともいうべきリズムを刻むティンパニーの強打,どこを聴いても「理想のベー7はこれしかない!」と感じたのでした。ただひとつ・・・,この出会いが契機となって発生した問題は,他の演奏を聴けなくなったってことと,ベー7の評価基準がこの演奏になってしまったことですね(爆)

 これと前後したころだったと思いますが,親友の記念日に招待したのが,コバケン(小林研一郎)指揮の日本フィル定期演奏会でした。曲目はドヴォルジャークの交響曲第9番「新世界から」と,コバケンの十八番でもっとも入れ込んでいる曲のひとつ,チャイコフスキーの交響曲第5番。コバケンのチャイコ5のライブはすさまじいってことは知っていましたが,長めの交響曲を2曲という組み合わせ自体が魅力的に感じましたもん。「新世界から」の演奏が前座にしか思えなほどの壮絶なチャイコ5と,フォルテをフルパワーで咆哮する日本フィルのトロンボーンを聴いて,コバケンと日本フィルの大ファンとなったのでした。

 父から「行くことができるなら,生演奏を聴いてみると良い」とススメられていたこともあり,社会人になってからコンサートにも行くようになりました。招待されたのを含め,以下のコンサートを楽しんで来ましたが,ライヴで味わうことができた感動はあとあと,このサイトを立ち上げる原動力にもなったと思ってます(*^o^*) このコンサートの中では,コバケンとインヴァルのチャイコ5番がうちの好みの演奏で,もっとも印象に残っていますね,まぁ,コンサートでもCDでも,チャイコ5を徹底して聴き較べることが,このころから始まったかもしれませんね(^^;ゝ

  レナード・スラットキン指揮 セントルイス交響楽団 (サントリーホール)
  ベートーヴェン:交響曲第8番,チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

  ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (東京芸術劇場)
  ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲,交響曲第9番「新世界から」

  小林研一郎指揮 日本フィルハーモニー交響楽団 (サントリーホール)
  ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界から」,チャイコフスキー:交響曲第5番

  佐渡裕指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団 (東京文化会館)
  ベートーヴェン/マーラー編曲:交響曲第9番「合唱つき」

  ジャン・フルネ指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団 (東京文化会館)
  ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」

  エリアフ・インヴァル指揮 日本フィルハーモニー交響楽団 (サントリーホール)
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番,交響曲第5番

 愛知県へ引っ越しをし,仕事の形態が変わったころから,コンサートに行く回数がぐんと増え,最終的にはこのサイトを立ち上げるようになりました。そのあたりについては,(めちゃ長くなってしまったので),次のページにお任せしましょう(笑)

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