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Return to HOKKAIDO Part 10 2003/6/30 ★

最北端の駅は折り返し地点

 初体験のお座敷車両「ごろ寝カー」は,なかなか新鮮な体験でした(*^o^*) 稚内の自宅に戻るという方と,検札が来はるまでのあいだは北海道談義(笑) あとはお休みタイムとします。一面の畳敷き車内なので寝るのには良いですが,サイドの吹き出し口から温風が出てくるので,暑さで何度か目が覚めちゃいました/(;≧▽≦)/ ちょいと寝不足かなぁ,ふぁ〜っ・・・

 豊富を出発したあたりで室内灯が点灯されるので,車窓を眺めながらの旅行記作成タイム。ですが・・・,今日もどんよりよした曇り空で,どうやら今日も,晴天を期待できなさそうです(泣) 抜海丘陵から利尻富士を見るのを,めっちゃ楽しみにしていたのにぃっ,え〜ん・・・(/u u;)
稚内駅


 稚内駅では定番の写真を撮ることにします。日本主要駅からの距離を示したプレート,日本最北端のプレートと停車中の特急「利尻」,「日本最北端」との表記がある稚内駅と,まぁ,誰もが撮るようなものだけを撮って,駅へととって返します。待合室内にあるスタンドうどんで軽い朝食としたあと,1両編成の名寄行きに乗ります。熊笹が繁茂する抜海丘陵の写真を撮るために,いつもどおりに最後尾に陣取ってカメラを構えますが,窓を開けると・・・,いやぁ,風が冷たいですぅ。昨日あたりから「全道的に寒くなる」と,天気予報で聞いていましたが,まさにそのとおりみたいです,あう〜っ・・・ 気温は10℃あるかないかかもしれません。うちの場合は暑さが大の苦手なので,長袖のシャツでちょいと寒いくらいのほうが,かえってうれしいので,このくらいが「快適」って思えるんですけどね(笑)
勇知で折り返し


 特急「スーパー宗谷」1号の出発まで時間はあるので,降りたことのない無人駅で途中下車をやってみます。稚内から3つ目の勇知(ゆうち)で降ります。駅前に郵便局があるんですが,時間が時間なので,旅行貯金はあきらめます(泣) ルピナス(と思うんだけど・・・)が咲くこの駅でしばらくボーっとしてから,待合室にあったノートに,記念の書き込みと貼り付けをします。

 稚内行きの汽車は,高校生であふれかえっていますが,なんとか座席を見つけて,旅行記の作成をしています。この混雑では抜海丘陵の写真を撮るのは,あきらめないとアカンみたいですね。

 南稚内で折り返しの途中下車して,札幌行きの「スーパー宗谷」1号で,サロベツ原生花園の入り口,豊富に向かいます。

June 30th 7:45 南稚内駅からアップロード


かけがえのない自然

 特急で1つ目の駅の豊富で途中下車して,サロベツ原生花園を目指すこととします。事前に読んだガイドには駅レンタサイクルがあるって見たので,徳満のサロベツ展望台と原生花園を回れると思ったんですが・・・
豊富から出発っ!


 駅の事務室窓には,「しばらくのあいだ,駅職員は不在」との,泣きたくなるような告知が出されていたのでした。となると・・・,残った選択肢は,1日3往復しか走っていない沿岸バスを使うしかないようです。バスを待っているあいだに,うちに声をかけてくれはったKルルさまと,同行することになりました。

 街中を抜けて直線道路に入ると,左右に広大な土地が広がります。今日のメイン目的地,サロベツ原野です。原生花園バス停で降車し,まずはログハウス風の建物に入ってみます。が・・・,2階の展望室から見ても,どこにも黄色に咲き誇るエゾカンゾウが見えません。時期を間違えたわけではないですし,なしてなん(・・?)という感じで,原生花園に出る扉を開けようとすると・・・
サロベツ原生花園


 「黄色いジュータンを敷き詰めたように咲く」エゾカンゾウが,「5月中旬に霜による被害を受け」たので,「今年の開花は期待できません」との,めっちゃ衝撃的なコメントが貼り出されていました(泣) うちがいったいナニしたっちゅ〜ねん,ぐしゅぐしゅぐしゅ,え〜ん・・・

 いくらo(><;)(;><)oしても花が咲くわけないですが,悔しさのあまりに暴れ出したいくらいでした(大泣) ところどころ咲いてるのは見えますが,一面の黄色いジュータンは望むべくも無く・・・ わずかばかり咲いているのを写真に収めてから,20分ほどで一周できる散策路を歩いてみます。サロベツ原生花園は,酸性の泥炭層からなっている特殊な土地で,限られた種類の植物しか生育しないという,ホントに貴重な「かけがえのない自然」ですね(*^o^*
すごいボリューム


 食虫植物のモウセンゴケを見っけたり,一輪だけ咲いてたノハナショウブの写真を撮ったりして,の〜んびりとした足取りでひとまわりしてきます。エゾカンゾウは咲いてませんでしたし,どんよりとした曇り空でしたが,観光客以外に人気の無い中で,な〜んも考えずにボーっと自然に浸りきるのは楽しかったですね。

 休憩所の窓側に座ってしばらくの休憩をします。想い出ノートがあったので,いつもどおりに,ちょいとした書き込みとWeb名刺の貼り付けをしてきます。売店で豊富ミルクと揚げじゃがを注文しますが,出されたものを見てホンマにびっくりです。ひとつが小さい子のこぶしくらいのサイズで,「1人で食べきれるんかい」と,ツッコミを入れたくなるくらい。本日の旅仲間のKルルさまは,「しばらくはじゃがいもを見たくない」と言ってました(笑)


稚咲内へウォーキングタイム

 豊富に向かうバスの出発時間までは3時間もあるので,このままここでボーっとしてるのが良いかなって思いましたが,Kルルさまの提案もあって,あてどなく歩いてみようかとなりました。駅方向に向かっても仕方がないので,海側の稚咲内(わっかさくない)へ向かうことにしました。

 原生花園から一直線の道路を2キロほど歩くと,サロベツ川にかかる橋を渡ります。左側が広大なサロベツ原野,右側が牧草地と,左右の風景が対照的なんですよね。こっから目的地まではまだまだですが,左右の北海道らしい風景を眺めながら,気に入ったところで足を止めては写真を撮ったりしつつ,海側の砂丘越えをしてゆきます。
サロベツ川


 広大な牧草地とバックの山々,牛の絵が描かれた「動物注意」の道路標識,無造作に置かれた牧草ロールなど,「ここも北海道,あっちも北海道(考えてみると,当たり前のことなんですけどねぇ・・・)」と,きゃっきゃ大騒ぎしながら進んでゆきます(笑) 疲れてきたなぁと思ったころ,「稚咲内原生砂丘林」の看板が見えてきます。

 海沿いの砂丘の原生林が出てきたことで,やっとゴールが近づいたことがわかって,2人ともにほっと一息といった感じです。やっと「稚咲内」の地名看板が出てきましたし,住宅地らしい雰囲気がしてきましたし,向こう側に日本海も見えてきたので,足取りも軽くなってきます(*^o^*

 稚咲内港をふらふらっとお散歩し,原野に咲いていたハマナスやエゾスカシユリの写真を撮ってから,豊富行きのバスへと乗り込みました。来た道を戻ってゆきますが,車からでは気づかないような新たな発見もあって,めっちゃ楽しいウォーキングタイムでした。5キロのお散歩は,ホンマに良い運動になりましたねぇ。

June 30th 16:30 名寄駅停車中にアップロード


道北とお別れしまぁす

 稚咲内を離れるときに,「まだお昼過ぎなんだよねぇ」と話したように,夜行到着の1日とはいえ,とても充実した日となったように思えます。復路のバスを途中下車して,豊富郵便局で旅行貯金をしてきます。
お座敷列車


 ここから士別までは,特急「サロベツ」の初乗車です。この駅での発券はでけへんので,幌延駅に事前に電話をしといて,「サロベツ」の指定席発券をお願いしときましたが,自由席のお座敷車両がガラガラでしたので,こちらで旅行記の作成を始めることにしました。

 が・・・,大きな問題がひとつあって,ここから先の車窓は天塩川が寄り添ってくれる,めっちゃ眺めの良い区間なんですよ。窓を開けることができないとはいえ,原始そのままに流れる川に目を奪われて,旅行記作成どころじゃなくなっちゃうんですよ/(;≧▽≦)/ 旅行記で使う写真の選別をしたり,カメラを構えたり,めちゃ忙しい車内なのでした,あぅ〜っ・・・ まぁ,その疲れも,塩狩温泉でのお風呂タイムで解消されるでしょうからね,(≧m≦;)プッ!

June 30th 17:10 士別駅からアップロード


 和寒から徐々に高度をかせいでゆき,三浦綾子氏の小節で知られた,塩狩峠へと挑みます。人家のまったく無いところを走り,山間の塩狩駅に到着します。いつもは通り過ぎていたここで,今日は途中下車してみます。列車の交換時間を利用して,駅の雰囲気の写真を撮ったあと,「塩狩峠」の木柱も被写体に含めます。
塩狩温泉


 駅から続く緩やかな斜面を下ってゆき,塩狩観光ホテル&塩狩ユースホステルで,日帰り温泉タイムとします。築後かなり経ったと思える建物ですが,情緒があふれてて良いかもしれません。温泉そのものはシンプルなものですが,昔ながらの共同浴場といった感じがして,なかなかグッドでした。

 ここで1時間ほどまったりしてから,「このままずっと,ここでの〜んびりしてたいよぉ」という気持ちを,なんとかかんとかなだめながら(爆),薄暗くなった塩狩駅へと戻ります。途中下車したときはまだ明るかったんですが,19時半を過ぎたらさすがに,紺色へと染まった空が広がっています。

 ほのかな明かり映えた駅の写真などを撮っていると,旭川行きのキハ54が1両編成で到着しました。これで旭川まで戻ったあと,ほんのわずかの乗り継ぎ時間で,「スーパー宗谷」4号の乗客となります。

June 30th 20:15 新旭川駅停車中にアップロード


 お約束のように札幌までは爆睡タイムとなりました。ところどころで目が覚めましたが,気づいたら「まもなく札幌」のアナウンスが入ったとこでした。釧路行きの特急「まりも」出発までは約1時間あるので,簡単な夜食とデジカメ用の電池補充をします。眠い目をこすりながら旅行記を作っているので,いつも以上にボケたとこがあると思います(笑) 出発時間まと20分ほどになったので,今日はここでおやすみなさいです。今日もお付き合いいただいて,ホンマにありがとでしたっ(*^o^*

June 30th 22:40 札幌駅コンコースからアップロード



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