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★ 日帰り久留里線乗ったり降りたり 2002/9/10 ★

あしあと旅行のこととかあしあと

 ホントはね,残ったこの1枚の18きっぷを使って,片貝奉納花火を見に行くつもりだったんです。けどね,帰りの交通手段を確保できなかったことや,うちの体調不良とが重なってしまい,初の片貝観覧を断念してしまったのでした。てなわけで,残りの1枚をどこかで使いたくなってきます。

 DAY-NOTEにも書いていますが,まっさきに思いついたのは「中仙道旧宿場町めぐり」でしたが,「ながら」の指定席をゲットできなかったので,あえなく断念してます(/uu;) 次の日がお仕事なので,あんましムチャなスケジュールは組むことができなさそうです。となると,関東近郊に限定されてしまいそうです。そこらへんでローカル色の強い線区,しかもディーゼルカーに乗ることができる区間を探すと・・・ ありましたありました,房総半島の中心に向かってる盲腸線・久留里線が(*^o^*) うちはいまだ乗ったことがないですし,関東地方の大雨のたびに運転見合わせをするくらいだから,山岳路線としての車窓も期待できそうですもんね。


あしあとお天気はもつかなぁ?あしあと

 おうちの近くの駅から一番電車に乗り,池袋からは地下鉄で東京駅に向かいます。18きっぷ使用の場合は,できる限りJRを利用したほうが安く上がるんですけど,山手線を半周してるほど時間の余裕は無いので,こういうショートカットを使っちゃいます。
まだまだ現役


 東京駅地下総武線ホームから,快速「エアポート成田」に乗り込み,本格的な旅の始まりです。成田空港まで入る列車だけあって,旅行かばんなどを持った人も多く見かけます。快速といっても,総武線快速でおなじみになった車両ですから,珍しくともなんともないですし,クロスシートは千葉寄り2両だけなので,仕方なくロングシートに陣取ります。

 千葉までの区間はいちお,快速区間ということだからなのでしょうか,そこそこの快走を見せてくれます。ローカル線の旅の場合,「の〜んびり行こう」がモットーになりますが,首都圏脱出は早く,ローカル区間はのんびりとしたいので,
やっとキハに乗れる
こういうのは助かりますね(笑)

 千葉で乗り換えた上総湊行き普通列車は,かなりの混雑で出発します。学生で混雑するんはわかるねんけど,ビジネスマンが多いのはなして(・・?)って思います。よくよく考えてみるとこのあたり,姉ヶ崎や木更津,君津などの工業地帯があるんですよね。どうやらそちらへの出勤の方々のようです。

 気になるのはお天気なんですね。船橋あたりでは曇り空でしたが,姉ヶ崎を過ぎたあたりでは晴れ間がのぞいてきてます。どうやら,雨は降らないものの変わりやすい天気のようですね。まぁ,雨が降らないだけ良しとしましょうか。そうこうしてるうち,乗り換え駅の木更津に到着です。

 木更津で待つことしばらく,黄色と緑が特徴的な車両が現れます。本日最初の,そして唯一のディーゼルカーです。車両は3扉のキハ38と2扉のキハ37の2両編成ですが,先頭に座席のあるキハ37に乗ります。ディーゼルエンジンの音色も高らかに出発です。

Sep.10th 木更津市内からアップロード

あしあと久留里線行ったり来たりあしあと

 久留里行きの汽車はちょいとの人を載せて,ゆったりと進んでゆきます。途中駅で久留里の幼稚園への通園客を載せて,車内が一気ににぎやかになります。
荒れ果てた路盤
よく使われる「ハチの巣をつついた騒ぎ」というのは,こういう状態なのでしょうね(^^;ゞ ま,子供たちから元気を分けてもらったとでも思えば,気分も良いでしょう。

 久留里線のローカル色を強く感じたのは,レールの雰囲気ですね。どうみても廃線になったとしか思えないくらい,手がほとんど付けられていない(草を刈っていないともいう)路盤は,う〜ん,どっからどう見ても,めっちゃ怪しいです。

 まずは手始めに,久留里の1つ手前にある小櫃で降りてみます。目的はもちろん,小櫃の郵便局を訪問するためです(笑) ここは小さな駅舎の無人駅ですが,以前にこの小櫃に友人の1人が住んでいたこともあり,ちょいと懐かしい町でもあります。そのときは残念ながら車で行っているので,この駅で降りたわけではないですが,
馬来田駅
「ポツンと建っている寂しい駅」との説明どおりでした(笑)

 ここで小櫃局をゲットし,すぐに上りの汽車で折り返すことにします。数少ない久留里線内の有人駅,馬来田(正式には委託駅ですが・・・)で下車し,800メートルほどの距離を必死で往復してきます。この富来田局往復で良い汗をかき,かえって元気が出てきました。

 下りの汽車に乗り込み,すぐ次の下郡で降りて下郡局を目指します。今日の郵便局めぐりの中でもっともハードな行程は,たぶんここになるでしょう。駅から約1キロ,田んぼの中のみちをひたすら歩くという平凡なルートだけに,ちょいと退屈になりそうですもんね。ちょうど日が照ってきたころだったので,こちらも汗をかきながらのウォーキングになり,良い運動になったかもです(^^;ゞ


あしあと山間部へ分け入ってあしあと

 上総亀山行きの汽車は,十数人だけの少ない乗客を乗せて,順調に進んでゆきます。中心駅の久留里までは主要道路沿いの集落を結ぶといった感じなんですが,
トンネルをくぐって郵便局訪問
久留里から先は車窓が大きく変わります。上総丘陵の中心部へ切り込んでゆくかのように,唸りを上げるエンジン音を重々しく響かせながら,緑に囲まれた細道を分け入ってゆくのです。人気のある山岳路線と違い,川が車窓のお供をしてくれることはありませんが,見渡す周囲ほとんどが緑色ですから,新緑のシーズンなどはすばらしい眺めなのでしょうね(*^o^*

 上総亀山駅からは,徒歩で亀山郵便局へと向かいます。駅からある程度の距離をあるくことには慣れてるうちですが,ここはなかなかすごいものがありました。駅前の道を登ってく途中にあった看板に,「ヤマビル」注意との書き込みが・・・(^^;ゞ  そりゃさぁ,たしかに周囲は人家が少ない山奥だけど,そこまで言われちゃうとかなり怖いものがありませんか? んでもってさらに,駅から郵便局に行くのにトンネルをくぐってくのも,うち的には初体験なんですけど・・・/(;≧▽≦)/

 いやはや,とにもかくにも,驚きの連続だった上総亀山初訪問でしたが,環境的にはホンマにいい所ですよ。旅情を味わいに行くという路線ではないのが残念ですが,
静寂の駅 
時間を忘れてただただの〜んびりしていたいとか,日ごろの喧騒から離れて静かに過ごしたいとかの欲求がありましたら,ぜひとも行ってみてくださいませ。汽車の本数がかなり少ないですから,1時間も来ないとかでイライラしててもどうにもならないわけで,その待ち時間を十分に活用することができると思いますもん。

 郵便局訪問の行き帰りに,お店の前で寝てたネコちゃんと写真を撮りながら遊んでしまったので,60分以上の待ち時間もあっという間でした。「帰らないでよぉ」という意味と思いますが,「ニャ〜ン」という甘えた声の誘惑を退け,幾度も振り返りつつ名残り惜しくお別れして駅へと向かいます。駅舎も簡素な造りで,運転手さんが改札係りも併せてやってるような感じでした。
人の気配がない
すごいトコ通ります
よくよく観察してみると,「駅」という文字が旧字体になっていて,この線のポリシーを感じたような気がします(笑)

 行きにはじっくりと観察してなかったので,今度は先頭を陣取り,前方の眺めを楽しむこととしました。上総亀山を出発するとすぐ,かなりの下り勾配にかかります。線路脇の標識を見ると25パーミナルとありますから,なかなかの勾配なんですね。亀山行きの汽車に乗ったら,かなりの奮闘をすることになるのでしょう。これはもっぺん乗らないとアカン(爆)とのことで,ひととおり回ったら,上総亀山往復をしてくるつもりだったりします(笑)
上総松丘駅

 次の上総松丘で下車し,10分弱の距離にある松丘局で1260局目の旅行貯金をしてきました。すぐの汽車で亀山に戻るのも魅力的ですが,ノートパソコンの電源が死にかけてるので,コンセントのある(笑),この駅の待合室で充電をさせてもらいながら,現在の旅行記を書いています。このあとは久留里に向かい,久留里局をゲットして,本日の旅行貯金は終了になりそうです。

 久留里からは直帰せず,上総亀山をもっぺん往復してきてから,木更津に戻るつもりです。ちょいとお気に入りになりかけてる久留里線,最後まで楽しんでこないとね。

Sep.10th 14:00 上総松丘駅待合室で書きました

あしあと久留里ちょこっとお散歩あしあと

 汽車に乗り込み,田んぼと畑,雑木林と点在する農家という,ある意味日本の原風景をながめていると,久留里到着はすぐになります。
日本の原風景
久留里駅
このあたりの風景,北海道とは異なりますが,やっぱ心が休まるように思えますね。ところどころに高圧線が見えて,ちょいと風景を損ねていますが,こればかりはどうしようもないですもんね(/uu;)

 久留里はこの線の名称にもなっている,中心駅のひとつなのです。見た目はまんまローカル線の駅ですが,実態もそのとおりだったりします(笑) シンプルな木造の駅舎にバックの雑木林,駅前の閑散とした状況は,地方ローカル線の駅そのものです。ここでも下車印をゲットしたあと,街中にある久留里郵便局へ旅行貯金をしに行くことになってます。
久留里郵便局
タブレット交換

 と・・・,その前に忘れちゃいけない,久留里線は関東近郊エリアでは貴重になった,タブレット交換があるんですよ。鉄分の濃くない人にはほとんど興味が無い,濃い人にはめっちゃうれしいアイテムが,このタブレット交換。安全確保のために必要不可欠なものなのです。一昔前の久留里線には,腕木式信号機というもっと貴重なものもあったんですが,残念ながら今は姿を消してしまっています。

 無いものをねだってダダこねても仕方がないので,とりあえず,タブレット交換のシーンだけは写真に収めます。車内でも鉄い人を見かけましたが,これを狙っていないのは,貴重なチャンスを逸してる気がするんですけどねぇ・・・ まぁ,まだしばらくは,残ってくれそうなものなので,そこまで気にしなくても良いのかな? うちが好きなだけで,興味ない鉄い人もみえるだろうし・・・

 駅前通りを右へちょいと行くと,久留里郵便局があります。ここにも赤い丸ポストがあるので,ついつい写真を撮ってしまいます。このポストの追っかけ写真家の方にお会いしてからというもの,うちもファンになっちゃってます(*^o^*

 久留里のとある酒屋の前には自噴井戸があり,水をいただけるようになっています。おいしい水が大好きなうちですから,手持ちのペットボトルに入れて,このあとの行程のお供とさせてもらいます。


あしあとさいごの一往復あしあと

 郵便局めぐりも終わってしまったので,あとは上総亀山の往復で終わることとしましょう。久留里で下りの汽車を待ってても時間がもったいないので,木更津方面の汽車に乗って5つ先の無人駅,東横田で折り返してみます。大した意味のないこの行ったり来たり,
ちょいとでも長い時間,汽車に乗っていたいといううちの気持ちの現われなのです(笑)

 東横田から乗り込んだ上総亀山行きの汽車は,学校帰りの高校生が乗ってて,日中から比べるとやや混雑気味になっています。先ほどの久留里でもっぺんタブレット交換の撮影をしてみます。あとは帰りの久留里でも撮るけど,どやって狙うかな?とか考えていたら,今日は距離を歩いたせいなのでしょうか,めっちゃ眠たくなってきています。旅行記を書いているこの今も,ホンマに眠たくて仕方が無いのです(苦笑)

 最後の久留里線乗り鉄になりますから,とりあえず辛抱して往路だけは我慢をしてみますが,思考回路が働かなくなってきてますので,相当に危険な状態かもしれません(^^;ゞ このままだと帰りは,途中で思考停止状態になってしまいそうです/(;≧▽≦)/


 本日最後の上総亀山での撮影を終えて,あとは首都圏に帰るだけの段階になった途端,急に現実逃避がしたくなってきました(苦笑) 北海道帰省のときのように「帰りたくないっ」といった感じではないですが,やっぱ現実に引き戻されるのには,絶えがたいものがありますもんね(爆) いくらなんでも,住民票を移しちゃうってわけには行かないですし・・・ それに,せっかく移すんだったら,北の大地に一気に・・・(笑)

 現実を忘れられるような終着駅を泣く泣く離れ,都会の喧騒へと戻ってゆかなければならないのです(/uu;) ま,うちの想像以上に楽しむことができたので,結果的には良かったんじゃないのかな。台風シーズンなどに「大雨による全線運転見合わせ」になるのが納得できたのも,かなりの山岳路線であると知ったのも,ある意味で収穫だったかもしれません。18きっぷなどでないと訪問はしにくいですが,日帰り旅行をするのにはもってこいと思いましたね。首都圏からちょいとの時間で行くことのできる,かなりのローカル線ですから,時間のあるときに訪れてみるのはいかがなものでしょうか?

Sep.10th 17:50 久留里駅停車中に書き,木更津市内に入ってからアップロードしました


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