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★ ゆりかもめ飛翔 - 臨海副都心空中散歩 ★

 「ゆりかもめ」とは,東海道本線の新橋駅から臨海新都心の有明とを結ぶ,1995年11月に開業した全自動運転による新交通システムのこと。鳥の名前が付けられていることを珍しく思われるかもしれないが,ゆりかもめは東京都の鳥であり,東京湾でよく見かけることからすると納得できるものだろう。路線の開業当時は「東京臨海新交通」が正式名称だったが,いつのまにか愛称の“ゆりかもめ”が会社の名前にもなってしまっているようだ(笑)

 もともとこの路線は,東京湾臨海地区での博覧会に合わせて開業する予定となっていたが,都知事の英断により博覧会が中止となったため,利用されるかどうかがもっぱらの話題に。でも・・・,実際に開業したとなると,その人気ぶりに鉄い人以外にも注目を浴びるようになってきている。
ゆりかもめ1日乗車券
その最大の理由と思われることは,運転手不在の自動運転をしているため,車内最前列座席が前面展望抜群の超特等席ということだろう。個性的なデザインのビル群の中,マンガに出てくる世界にでも入り込んだような近未来都市を空中散歩できることも,人気の秘訣なのだろう。「ゆりかもめ」の上を通るのはレインボーブリッジでの首都高速道路のみ。あとはすべてを眼下に見下ろして翔んでくれるという,その眺望のすばらしさも大きな魅力なのである(*^o^*

 列車が頻繁に行き交う東海道本線新橋駅で下車して汐留口に向かうと,正面に空中散歩への搭乗口(笑)がある。今年の春に新しくされたコンコースに出て,1日乗車券を購入してみよう。有明まで片道乗車するだけで360円になるので,全区間を2往復したらもうモトが取れるという,超おトクなきっぷなのだ。途中下車を2回以上する予定であれば,自動販売機で並ぶ手間も省けるので,購入するのが絶対におススメ。

 新橋駅の出発ホームはコンコースのさらに上の階にあるので,見晴らしの良い区間を走ってくれるという期待感がいやおうなしに高まってくるはずだろう。たとえ1本見送くるくらいしても,ぜひとも最前列席をゲットしてみよう。さぁ〜て,出発進行! 新橋を離れると,汐留貨物ターミナル跡地をひと回りするようにしてから,新幹線に近寄って走る。
ループ線をかけのぼる
天下の新幹線を見下ろして走るのは,めっちゃ快感と言えると思うのだが・・・ この先の駅もすべて高架にあるために,まさに空中散歩という感じがして楽しめる。

 倉庫地帯にある芝浦ふ頭(漢字で書かないのが笑える)駅を過ぎてから,大きなカーブを切りながらのループ区間が待っている。「ゆりかもめ」車窓のハイライトであるレインボーブリッジの高さまで行くには,こうするよりほかはないのだ。視界を遮るものがほとんど無い中,ぐんぐんと軽快に上って行く。これから通り抜ける橋と,お台場のビル群を遠望することができ,期待が高まってゆくのがたまらない快感。左側に見えていたビルが右側に移り,ループ線を通っているのを実感できる。首都高速道路が左側から頭上に合流し,並行する臨港道路と3つが合体した全長918メートルの二層式吊橋に突入する。「ゆりかもめ」は下の階を通るので,上の眺めがまったく無いのが残念ではあるが,サイドは思ったよりも良く見えるのは意外かも。下に目を向けてみると,海面や橋脚も驚くくらいはっきりと見えるのでなかなか楽しいものだ。高さをそれほど感じるものではないかとは思うので,高所恐怖症の方でもぜひとも挑戦してほしい。

 レインボーブリッジは吊橋のため,中央部が大きく盛り上がった構造になっている。「ゆりかもめ」はゴムタイヤ音を快調に響かせながら,橋の頂上へと向かってゆく。どこが頂上かわからないうちに向こう側が見えるようになり,気づいたときにはぐんぐんと下ってゆくのだ。視界をさえぎっていた高速道路が別れてくれると,大きく右にカーブをきって,最新アミューズメントスポットのお台場へと入ってゆく。
ゆりかもめ到着!
お台場でのうち個人の遊びについては,後ほどということで・・・

 いかにも斬新的(笑)デザインという感じのフ○サンケイビルや,東京港トンネルの入り口などを見ながら進んでくと,次の車窓ポイント(になるのかなぁ?)である船の科学館前に到着。「ゆりかもめ」の開通前からあるこの博物館自体は,お世辞にもおススメとは言いたくはないが,ちょいと昔の鉄い人にとっては,懐かしいものを見ることができる。この駅を出てからの右側に,青函連絡船「羊蹄丸」が1996年3月から展示されているのだ。煙突に表示されている旧国鉄JNLのロゴがめっちゃ懐かしい。この船の中は,運用に就いていた当時の青函連絡船の様子を知ることができるようになっているので,懐かしさを味わいたい方は訪れてみるのも良いかも。

 まだまだ発展途上といった感じの新都心の中をぐるっと180度回り,アップダウンを繰り返しながら走ってくれる。このあたりは「ゆりかもめ」のための展望のようで,と〜っても気持ちが良いものなのだ。超個性的な(奇抜ともいう)デザインの建物が左前方に見えてくると,国際展示場正門前だ。
案内看板
時期にもよるが,たぶん全線の中で乗降客のもっとも多いところである。うちは行ったことはないが,「ビジネスショー」や,「コミックマーケット」などが開催されているので,その時期の混雑はかなりのものになるそうだ。

 もっぺん左90度のカーブを切り,「ゆりかもめ」の車庫への引込み線と合流すると,終点の有明に到着する。ここは3線4面のホームを交代に使っている駅になる。一番右端のホームに入るときには,2度ほど分岐ポイントを通る時に大きく左右に車体が揺れ,なかなか楽しいものだ(*^o^*) 終点の有明に着いたなら,ホームでちょいと休んでみるのも良いと思う。せっかくだから駅の案内看板を見てみよう。この路線の特徴的なルートがおわかりいただけるだろう。レインボーブリッジに向かうあのループ線もちゃんと描かれているし,臨海新都心を巡っている曲がりくねった配線も一目でわかる。

 「ゆりかもめ」車両の先頭部フレームには,「折り返し乗車はご遠慮ください」とのステッカーが貼ってある。夕方から夜などは先頭車に乗るために並んでいる人がいるので,そのためのものなのだ。うちがこの列車に乗ったのは早朝だし,有明からの乗客はほとんどいないので,そのまま下車せず後ろ向きで新橋に向かって乗ってみることにしよう。話がちょっと横にそれることになるが・・・,
国際展示場駅を発車
「ゆりかもめ」乗車の個人的おススメ時間は,なんといっても朝6時の始発直後になる。平日でも休日でも,新橋からも先頭座席にラクラク座ることができるし,有明からはそのまま座っていれば良いわけだから,とりあえず2往復すればひととおり楽しむことができるのだ。有明からそのまま折り返すこともあるし,向かい側ホームに停車していたのが発車することもあるが,この時間帯だったらたいていガラガラなので,好みの座席をゲットしてみよう。もし1本見送るとしても,10分弱ごとの発車なので,ホームで周辺見物でもしていたら,あっというまに待ち時間は過ぎてしまう。国際展示場のはるか向こう側に,羽田空港に着陸する飛行機を見ることもできるので,それくらいの時間は飽きることはないと思うのだ。

 乗る座席についてのうち的好みで言うと,進行方向最前列が特等席なのは言うまでもないこと(笑)であるが,2往復以上する時間的余裕があるなら,ぜひとも後ろ向きをも経験してほしい。この後ろ向きで楽しいのは,出発時にぐぐっと引っ張られるような感触を味わえることと思う。リニアコースターのような急加速というわけではないが,横を見ているとかなりのスピード感になるのだ。ジェットコースターとかを好きな人はたぶん,気に入っていただけるものと思うが,さてさて,いかがなものだろうか?

 後ろ向きにひっぱられるような感覚とアップダウン,左右のカーブを楽しんでいたら,お台場海浜公園まではあっというまに着いてしまう。
レインボーブリッジ快走
せっかくだからこのままの後ろ向きで,レインボーブリッジ通過経験をしてみることにしよう。この写真を撮った時間は7時ころだったので,路盤(っていうのかな?)に陽光が当たり,ちょいっと良いムードになってくれている。「ゆりかもめ」で走っている感じの写真を撮ろうと思う場合,逆進行のほうが撮りやすいように思えるのだが,これだけはうちの錯覚なのかもしれない(笑)

 ループ線を再度体験してからの芝浦ふ頭で下車し,有明行きのすれ違い列車に乗り換えてみることにしよう。ちょうどこの駅で乗り換えることができるダイヤになっているのは,もしかして,このためだったりして・・・(笑) 途中駅からの乗車では最後尾席も当然のように埋まっているので,立ちんぼになるのは仕方のないこと。もっぺん渡るレインボーブリッジでは,サイドビューをじっくりと楽しんでみるのも良いかもしれない。最前列に座ったりしたら,やっぱ前を見ちゃうだろうからね。前述のように意外なくらいに眺めが良いので,晴海側でもお台場側でもどちらでも楽しめるはず。

 お台場海浜公園で下車したら,旅行貯金をやっている人は「お台場海浜公園駅前郵便局」へ行くのがベストだろう。改札を出て海側のコンコースに出たら,正面のビルのおんなしフロアにある。他のだれかと一緒に行っている場合,本名を知られてしまう可能性もあるので気をつけないと(笑) ほら,郵便局ではハンドルで呼んではくれないから。ここの局名印は絵入りでないのが残念なのだ。
案内看板


 この写真を撮りに行ったときには,うちとの関西弁漫才コンビでおなじみ,ねこやしきさんがごいっしょしてくれてたので,2人でお台場公園周辺を散歩してみることにしてみた。実はこのあたりには野良ねこが多く,ねこ好きなねこやしきさんもうちも,見つけたねこちゃんの撮影に励んじゃったりしているのだ。なかなかか〜いい感じのだったので,良いアングルで撮るために,しばらくはあっちにこっちにウロウロと・・・(笑) 以前ここに来たときには他のねこをも見かけているで,かなりの数が住んでいるものと思われる。ねこ好きな人はぜひとも,ここも撮影スポットとしてリストに加えてみるのはいかがであろうか。なぜかもう1枚も撮ってあるので,見てみたい方はこっからね。

 今や最新アミューズメントスポットとなっているお台場は,東京湾に侵攻してくる敵を迎撃するための,砲台置き場として造られたのをご存知だろうか? お台場跡に行ってみるとその説明が詳しくされているので,ここでは書くことはしない。(面倒なだけではないからね,念のため・・・)。平和な今の時代からは考えられないような歴史もあったりするのだ。
国際展示場駅を発車
夏にはウインドサーフィンでにぎわうこのエリアも,さすがにこの時期はガラガラ。その代わりといっていいものか(笑),潮干狩りの準備としか思えないことををしていたりする。「ありゃっ(・・?),このあたりって潮干狩りできたっけ?」って感じだが,コトの真相はわからないまま。

 レインボーブリッジが真正面になるここは,東京湾の遊覧船などが頻繁に発着し,社会科見学らしい小学生の集団が遊覧船に乗り降りしている。やっぱこのあたりは人気エリアらしい。ライトアップがされる夜間になると,写真を撮る人とかカップルとかでめっちゃにぎわっていることなんだろうか。ま,うちには当分のあいだ縁のないことだと思うので詳しくはわからないが・・・,ちっ!(苦笑)

 せっかく写真好きな2人が一緒なんだからということで,ちょっと遊んでみたのが下の2枚の写真になる。「おんなし位置で撮ったら,それぞれがどのようなフレーミングにするかやってみぃへん?」ってことね。
レインボーブリッジその1 レインボーブリッジその2
レインボーブリッジのポイントはだいたいおんなしなのに,上下のスペースの取り方が違っているあたりが2人の感性の違いかな。

 これはアミューズメントスポットの紹介ではないので,そのあたりはガイドブックに任せるとして,どこが良いとかを知らせることはないが,ネット好きな人たちに楽しめそうなトコくらいは紹介しておかないと(笑)

 うち的おススメは,お台場海浜公園駅の海側にあるビル内のネットカフェ。海を遠望しながらのケーキもおいしいのはもちろんだが,レシートがあるなら1時間だけノートパソコンをレンタルしてくれる。某プロバイダの会員なら2時間まではOKだとのこと。(2002年10月現在,この店舗は閉鎖されている)。ホームページを持ってるなら,それぞれの掲示板に遊びカキコなどしてみるのも良いかも。ここでは,ねこやしきさんとうちの掲示板チャット状態(笑)を実現したが,ねこまた掲示板とうちのウラ掲示板のログに記録が残ってるかも。

 こうして楽しんだあとの帰りは,もっぺん有明に向かってみることが良いだろう。ラストは前でも後ろでも好きな場所を確保し,最後の空中散歩をめ〜いっぱい楽しんで,「はにゃ〜ん(*^o^*)」を連発しまくってみよう。手にしているのは1日券だと思うので,もし時間があるなら夜にもっぺん来て,生半可じゃない大混雑(特に土曜の夜はすごいらしい)を経験してみるのも人生経験のひとつかもしれない(大笑)

 おまけ:最後まで読んでくださったみなさんへ感謝を込めて,ネットカフェでのねこやしきさんとの写真を極秘に公開してみるもの良いかもあ・・・,携帯のだけどね(笑)


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